経済学研究科・附属経済研究所主催の第15回公開シンポジウム
名古屋市の産業再生と成長戦略を考える―新時代の中小企業政策とは?―
は11月27日(金)に名古屋市立大学病院 病棟・中央診療棟3階大ホールにおいて、約100名の参加者を得て開催されました。
まず神山理事の開会の挨拶の後、本学経済学研究科の永野護教授、名古屋市産業経済課の下山浩司課長による基調報告がなされ、名古屋市のマクロ経済政策と今後の課題などについての報告が行われました。つづいて秋池玲子・ボストン コンサルティング グループ・マネージング・ディレクター、大塚耕平参議院議員、小野有人日本銀行シニアエコノミストのパネリストの方々により、それぞれの立場からリーマン危機後の名古屋経済の現状、将来の課題などの提言がなされました。
その後、飯尾歩氏(中日新聞論説委員)の司会のもと、パネルディスカッションが行われました。そこでは、これからの名古屋市政の役割や課題、今後の名古屋の中小企業がどのような姿勢で取り組み、行動をしていくかなどについての議論が行われました。参加者からは非常に多くの質問が寄せられ、有意義な2時間半のシンポジウムとなりました。