第16回公開シンポジウムが11月18日(金)に開催されます

名古屋市立大学経済学研究科・附属経済研究所主催
第16回 公開シンポジウム
「地域の環境をどのようにして守るのか-四日市公害を手掛かりとして-」

【概要】
 地域性を強く持つ環境問題は地域住民に大きな影響を与えるだけに、この問題にどのように対応すべきかを検討しておくことはきわめて重要です。1960年代に、四日市地域における石油コンビナートの形成と発展にともなって生じた硫黄酸化物の排出問題は、この地域の住民の健康に重大な被害を与えましたが、住民活動や行政あるいはそれに後押しされる形での企業側の対応によって、急速に収束しました。何がこのような地域性のある環境問題を緩和させるのに有効であるのかを考えることは、国内での地域環境問題への対処のみならず、今後いっそうの工業化を進める発展途上国にとっても重要な教訓を与えるに違いありません。

 本シンポジウムでは、実際に地域環境問題に取組んできた研究機関や行政担当者、地域環境問題に関する日本での経験を途上国の若者に伝えてきた教育者、経済学の理論的・数量的研究者等、さまざまな立場から、環境問題に対して地域住民の生活をどのように守ることができるのかを議論します。

【日時】平成23年11月18日(金) 14:30~16:30
【場所】名古屋市立大学 滝子(山の畑)キャンパス
     3号館(経済学部棟)101教室

【司会】
 飯尾 歩(中日新聞論説委員)
【パネリスト】
 早川 正美(公益財団法人国際環境技術移転センター 専務理事兼事務局長)
 森 晶寿 (京都大学大学院地球環境学堂 准教授)
 浅井 慎次(名古屋市環境局地域環境対策部長)
 朝日 幸代(三重大学人文学部 教授)
【基調報告】
 焼田 党(名古屋市立大学大学院経済学研究科附属経済研究所教授)

【参加費】無料
【定 員】150名(先着順) ※席に余裕があれば、開催当日も受け付けます。
【参加申込】名古屋市電子申請サービス・往復はがき (募集開始 10月12日)
【問合せ先】sympo(at)econ.nagoya-cu.ac.jp
       ※「(at)」は「@」に読み換えください。

公開シンポジウムの詳細については,以下のサイトをご覧ください。

パソコン用サイト
(http://www.econ.nagoya-cu.ac.jp/~sympo/sympo2011/)
携帯電話用サイト
(http://www.econ.nagoya-cu.ac.jp/~sympo/sympo2011/m/)
             
公開シンポジウム実行委員会

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