市民公開講座が12月5日に開催されました

平成21年度市民公開講座が12月5日(土)に経済学研究科で開催されました。当日はあいにくの天気でしたが、約70名の方に参加して頂きました。今回の講座では、「金融危機と日本経済」をテーマに経済学研究科の横山和輝准教授と佐々木隆文准教授が講演を行いました。また、講演の後は受講生からのアンケートをもとに両先生にフランクな経済時事トークを展開してもらいました。

佐々木准教授の講義では、米不動産バブルとサブプライムローン問題の論点を整理した後に、金融機関が果たすべき役割について説明がありました。横山准教授の講義では、昭和の金融危機を克服できた理由とともにそれが現代において適用できるかどうかについて説明がありました。佐々木准教授からは「年配の聴講者の方が時事問題に関心を持ち,熱心に聴講されている姿が印象的でした。私も向上心を持って社会に役立つような仕事をしていきたい」、横山准教授からは「聴講生の方々の熱心な学ぶ姿勢には、研究者として勇気づけられた。よりフロンティアの議論を吸収した歴史研究に微力を尽くしたい」という講演を終わっての感想が語られました。

経済時事トークでは受講生からの質問に、それぞれの視点から答えるという新しい試みでしたが、受講生の皆さんの鋭い質問のおかげで大いに盛り上がることができました。

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来年度もテーマを変え、開講する予定です。みなさんのご参加をお待ちしています。

社会連携委員会

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