特別招聘セミナー(剣陵会)が2月4日(土)に開催されます

剣陵会では、研究プロジェクト「グローバル経済と東海地域」として、特別招聘セミナーを開催します。

『6重苦』に喘ぐ自動車産業は東海地区の雇用・財政に大きな影響を与えています。そのような状況の中で、新しい産業の芽が、「繊維の町」一宮市の中小企業から産まれつつあります。中小企業、繊維産業、技術開発、起業などに関心ある学部学生・大学院生は奮ってご参加下さい。

日時:平成24年2月4日(土)14:00~15:30
場所:セミナー室(名古屋市立大学滝子キャンパス3号館1階)
演題:産業集積地の復興に賭ける~尾州織物産地の取組み~
講師:柴田和明(シバタテクノテキス(株)専務取締役)
   田中明人(木曽川商工会経営指導員)

講演概要:高級服地の産地として栄華を誇った愛知県一宮市の尾州織物産地は、近年海外の産地に押されて衰退傾向にある。そんな中で、一人の商工経営指導員と地元の若手経営者が出会い、『古くからある技術を使い、新たなる製品の開発に挑んだ!』 そのプロセスを産地の現状とそこから見える諸課題を現場の視点で報告するとともに、国内外の取引先に開発した特殊繊維で新市場を開拓した事例から、勝ち残りと雇用を生み続ける手法について解説する。

シバタテクノテキス(株)については、日経新聞2011年12月14日中部面において、「中部の星 変革力で挑む② 電子布、産業ロボに照準」で紹介されています。

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