8月21日に「ビジネスITセミナー」が開催されます

『第1回ビジネスITセミナー』開催のご案内

今回のセミナーでは、開発・研究やコンサルタントの現場に立つ現役エンジニアの方々を講師にお招きし,「オープンソースによるビジネスインテリジェンス」の話題を扱います。

興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

日時: 2009年8月21日(金)13時00分開場
場所: 名古屋市立大学 経済学部棟 大会議室

セミナー開会挨拶 (13:30 – 13:40)

第1講演 (13:40 – 14:20)
講師: 中村良幸氏
題目: openCRXとTwitterによるCRMとSNSとの連携

概要: 最近、SiebelやSalesforce、そしてDynamicsCRMといった商用のCRMサービスにおいて、Web2.0時代の集合知を企業がマーケティング目的で使うために,既存のSNSとの連携機能、特にTwitter との連携がクローズアップされつつあります。

一方で、オープンソースCRMの一つにopenCRXというMDAベースで開発されたソフトウェアがあります。UMLで書かれたモデルおよびJavaで書かれたソースコードはBSDライセンスで完全に公開されているため、そうした知識と技術スキルさえあれば誰もが自由に機能拡張をすることができます。

ここではV2.1より追加された「Deep Relationships/Social Networks」機能による既存のSNSとの連携、特にTwitterとの連携について実装方法の説明を行い、実データに基づいた簡単なデモをお見せします。

第2講演 (14:30 – 15:10)
講師: 高木浩一氏 (日本システムアナリスト協会会員)
題目: OSSのPLMパッケージ「Aras Innovator」の紹介

概要: 製造業においては、近年「設計」業務が企業の業績を大きく左右するコア・コンピタンスであるという認識が一段と強まってきています。「設計」業務を支援する電算システムとして、これまではCAD、CAM、CAEといった単体ツールが主に適用されてきました。しかし、「設計」業務は「実物」のない知的生産であり、品質・進捗が見えにくく、経営者の意志決定が後手に回りがちな傾向がありました。

ここ近年、経営者の意志決定に資する総合的な管理システムとして PLMが注目されています。ここでは、オープンソースPLMパッケージの「ArasInnovator」の特徴をご紹介します。

内容は予告なく変更される場合があります.

主催 名古屋市立大学大学院経済学研究科 神山,茨木,河合(勝)研究室
世話人 名古屋市立大学 大学院経済学研究科 河合(勝)研究室

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