Archive for the ‘過去のニュース’ Category

Risk Workshop 2009が開催されました

木曜日, 2月 12th, 2009

2月7日に以下のプログラムで「Risk Workshop 2009」が開催されました.2007年から始まった本Workshop も今年で3回目になります.初めに研究科長の挨拶があったあと,約1時間ずつの講演が3件,その後約20分ずつのショートコミュニケーションが3件ありました.今回はおよそ20名の参加者があり、活発な質疑・応答がなされました.
当日の講演に関する資料をご希望の方は、
  宮原(y-miya[at]econ.nagoya-cu.ac.jp)
までご連絡ください.

【講演】
1.高森 寛(LEC会計大学院)「知的資産をめぐるM&Aとリスク合同事業」
2.高嶋 隆太(東京大学)「なぜ発電事業の評価に金融工学を使うのか?」
3.三輪 昌隆(東邦ガス株式会社)「設備の効率的な維持管理方法に関するリアルオプションアプローチ」

【ショートコミュニケーション】
1.八木 恭子(東京大学)「将来人口の不確実性を考慮した施設の立地場所と立地タイミングの同時時決定モデル」
2.三澤 哲也(名市大)「UNPV法の簡約化から導かれるプロジェクト評価回帰モデル」
3.宮原 孝夫(名市大)「プロジェクト評価のための価値尺度について」
研究科長

宮原教授

014.jpg

015.jpg
なお今後のために、本Workshop の『目的』などをまとめたものを記しておきます
—————————————————————————
目的
不確実性の増大
        → リスクの評価、事業価値の評価

経過
・経済学研究科内に「数理ファイナンス」「金融工学」関連の研究者が何人かいた。
・2003年度COEに「リスク評価拠点の確立」を申請。
・その後も、関連したセミナー、研究会など開催。
・ファイナンス関連だけでなく、企業経営においても重要という認識。
      → 「リアルオプション」
・東海地区は、製造業の集積地。 → 地域の産業との連携

本Workshop の位置づけ
・現在企業経営の上で「リスクマネジメント」の重要性が高まっている。(ERMなど)
・ファイナンス(特に保険の分野)では、「リスク尺度」を作成して、確率論を基礎にした形で保険数理理論を再構築しようとしている。
・生産活動においては、リスク評価を基礎に、「事業評価」「企業評価」「リスクマネジメント」のための理論が必要になっている。 → これに答える。

[今後の発展]
・「価値尺度」と「リアルオプション・アプローチ」が重要である、という認識に立って、今後も研究を発展させる。

            (2009.02.09、宮原 孝夫 記)

2月7日-15日に徳山ゼミが栄ミナミにカフェ&ショップを期間限定OPENします

水曜日, 2月 4th, 2009

経済学部徳山ゼミ・芸術工学部國本ゼミが栄ミナミに「DESIGN CAFÉ St. Valentine’s with shibori+」をオープンします。

有松鳴海絞りのある生活をお客様に体験していただくと同時に、バレンタインをenjoy!出来るようなcafé&shopを展開します。そして、栄ミナミ地区の8軒の人気カフェが協力し、【恋せよ乙女】をテーマにバレンタインに女性を応援する企画も実行し、これまでにない特別なバレンタインになること間違いなしですので、ぜひ遊びに来てください。

日時: 2009年2月7日-15日 11:00-19:00 
    ※ 2月10日は、アサヒドーカメラ定休日のためお休み
場所: アサヒドーカメラ2Fギャラリー
    (地下鉄名城線矢場町駅5番出口から徒歩3分)
HP:  http://www.chiiki-design.xii.jp/

カフェ期間中は、ジャズミュージシャン浜崎航氏によるサックスライブや、写真家川添ふみ子による写真展、などイベントも盛りだくさん。また、みなさんにも参加していただける、「St. Valentine’s Photo Contest」では、「あなたの“LOVE”なもの」というテーマでみなさんの撮った写真を大募集中です。受賞された方には、ペアクッションなどLOVEな商品が待っています。応募していただいた写真はカフェ内でアルバムにしていますので、みなさんご覧いただき、お気に入りの作品に投票していただけるようになっています。ご応募お待ちしてます。

[St. Valentine’s Photo Contest]
テーマ:   あなたの“LOVE”なもの
応募方法: 必要事項とあなたの撮った写真を添付し、
        応募専用アドレス
        love-photo[at]econ.nagoya-cu.ac.jp
        に送付
必要事項: ・ペンネーム
        ・写真の人やモノへのメッセージ
        ・公開の可/不可 

v_map.jpg

長期客員研究員によるセミナーが1月23日に実施されました。

水曜日, 2月 4th, 2009

長期客員研究員として2008年12月1日から2009年1月31日まで本学に滞在されている張季風・中国社会科学院日本研究所教授(日本自動車産業の中国進出について研究)による研究会が以下の通り開催されました。なお、同研究所は1997年以来、本研究科と国際交流協定を締結しています。

日時:  2009年1月23日(金)16:30―18:00 
講師:  張季風教授
テーマ: 「中国自動車産業におけるクラスターの分析――長春第一汽車を中心にして」
場所:  経済学研究科大学院第3教室

  DSCF6482.JPG DSCF6481.JPG DSCF6480.JPG

公認会計士試験に経済学部から9名が合格

月曜日, 1月 26th, 2009

2008年度の公認会計士試験に経済学部から9名(うち4年次生4名、OB5名)が合格しました(11月18日金融庁発表)。

今後、合格者は、監査法人や企業、あるいは公的機関などで、会計専門職としての活躍が期待されています。

なお、さらに合格者情報をご存知の方は、山の畑事務室(経済学部)まで情報をお寄せください(連絡先TEL:052-872-5702)。

広報委員会

【2008年度卒業生表彰】優秀卒論を募集しています

木曜日, 1月 22nd, 2009

本年度も卒業生の表彰を卒業記念パーティーにて行います。

卒業論文で優秀と認められ、指導教員の推薦が得られた卒業生は、次の要領にしたがって応募してください。

提出書類
 1.卒業論文1部(表紙を付ける)
 2.論文要旨1部(400字×3枚=1200字)
 3.指導教員の推薦書(A4で1枚)
提出先
 教務課学務係
期限
 2009年2月6日(金)午後5時まで
提出者
 論文執筆者

なお,その他文化活動、社会活動など表彰に関する応募の要項,および表彰制度の詳細はこちらの下方(卒業生表彰制度について)をご覧下さい

学部教務

社会人向けビジネスIT講座『初めてのMS-Excelマクロ』が開催されます

金曜日, 1月 16th, 2009

第3回社会人向けビジネスIT講座(2月開催)のご案内です

Excelを使用する人であれば一度は耳にしたことがあると思われるマクロについて学びます。
マクロとは、Excelでの作業を自動化するためのものと言えます。ちょっとした作業から複雑な作業まで、処理をマクロ化することで処理速度が飛躍的に向上します。このためマクロはビジネスの世界では多用されていますが、マクロを作成できる方はあまり多くないようです。確かに、マクロの奥は深いと言えますが、初心者でも役に立つマクロを簡単に作成することができます。
この講座では、自動記録によるマクロの作成、マクロボタンの作成、ユーザーフォームの作成からVBA入門までを取り扱います。Excelマクロの使い方をマスターしてみませんか?
*内容は多少変更される場合があります。

日 時:2月4日(水),18日(水) 午後6時30分~午後8時30分(2時間)
場 所:名古屋市立大学山の畑キャンパス3号館(経済学部棟)3階データ分析室
対 象:一般、Microsoft Excelを使ったことはあるが、マクロは始めてという方
受講料:300円 (資料代等の実費として)
定 員:16名
募集開始日:1月14日(水)

申込方法:電子メールでの申込になります。氏名、住所および電話番号をご記入の上
    it-kouza[at]econ.nagoya-cu.ac.jp
まで、メールをご送付ください。確認の返信を差し上げます。

問い合わせ:上記メールアドレスまで

文責 神山 眞一 kamiyama[at]econ.nagoya-cu.ac.jp
    河合 勝彦 kkawai[at]econ.nagoya-cu.ac.jp
    茨木  智 satoru[at]econ.nagoya-cu.ac.jp

Risk Workshop 2009が2月7日(土)に開催されます

金曜日, 1月 9th, 2009

〔Risk Workshop 2009〕
「リスクと価値の評価法」

主催:名古屋市立大学経済学研究科
———————————————————
日時:2009年2月7日(土)13:30-17:00
会場:名古屋市立大学(山の畑キャンパス)経済学部棟一階101教室
———————————————————

プログラム 

開会あいさつ(13:30-13:40)

13:40-14:30
司会: 程島 次郎(名古屋市立大学)
講演者: 高森 寛(LEC会計大学院)
講演タイトル:「知的資産をめぐるM&Aとリスク合同事業」

14:40-15:30
司会: 三澤 哲也(名古屋市立大学)
講演者:高嶋 隆太(東京大学)
講演タイトル:「なぜ発電事業の評価に金融工学を使うのか?」

15:40-16:30
司会: 茨木 智(名古屋市立大学)
講演者:三輪 昌隆(東邦ガス株式会社)
講演タイトル:「設備の効率的な維持管理方法に関するリアルオプションアプローチ」 

◎ショートコミュニケイション (16:40-17:40)

——————————————————
◎ 参加申し込み先: y-miya@econ.nagoya-cu.ac.jp
(氏名、所属、連絡先(e-mail)、懇親会への参加・不参加、をお知らせ下さい)
◎ 参加申し込み期限:2009年2月2日(月)
◎ 連絡先:宮原研究室 (y-miya@econ.nagoya-cu.ac.jp) 

——————————————————-
☆ 研究者、実務関係者をはじめ、関心のある方の参加を歓迎いたします☆

講演概要

1.高森 寛
「知的資産をめぐるM&Aとリスク合同事業」

 [講演概要]  知的資産をはじめとする各種経営資源が、M&Aによって、新しい価値の創造へと転換されるプロセスを、モデル事例によって示します。また、異なるリスク選好をもつ複数の利益主体(エージェント)が合同事業を進めるにあたって、リスクと事業果実をどのように分担しあうべきかの仕組みを分析するモデルを提案します。
 Buhlmannの保険契約の理論、エッシャー変換、プライシング・カーネル等の諸概念の関連についても、触れます。

2.高嶋 隆太
「なぜ発電事業の評価に金融工学を使うのか?」

[講演概要]  発電事業は様々な不確実性に晒されているため,それぞれの事業の意思決定を行う際,評価を行うことは重要である.例えば,最適な発電プラントの構成(電源構成)を考える際,それぞれの発電プラントの将来の費用やそのばらつきを併せて分析する必要がある.また,発電プラントの建設や廃棄などにおいて,燃料価格,電力価格,建設や廃止に係わる費用の不確実性を考慮し,そのタイミングや事業価値を決定することは重要である.特に,近年,地球温暖化のような環境の不確実性も大きくなり,このような不確実性,すなわちリスクを考慮した評価の必要性が高まりつつある.
 そこで本講演では,発電事業の評価に金融工学を用いることの必要性について言及し,金融工学におけるポートフォリオ理論とリアルオプションを用いた評価に関する以下の研究を紹介する.
(1)炭素税の電源ポートフォリオに対する影響分析
(2)減価償却と電源投資に関する分析
さらに,本講演で紹介する研究に関して実務との乖離を示し,今後の研究の展望について言及する.  

3.三輪 昌隆 
「設備の効率的な維持管理方法に関するリアルオプションアプローチ」

[講演概要]  企業が保有する設備や機械などの装置は、それらを構成する部品が経時的に劣化します。劣化は不確に発生するリスクを伴うため、装置の導入後は、適切なタイミングで、維持と修繕を実施する必要があります。また、装置の運用には、エネルギー価格変動のリスクを伴います。本研究では、これらのリスクをリアルオプションアプローチを用いて経済的に評価し、装置の維持管理に関する最適な意思決定のタイミングについての検討を行います。   

附属経済研究所主催 第12回木曜セミナーが1月22日に開催されます

金曜日, 1月 9th, 2009

附属経済研究所主催 第12回木曜セミナー開催のお知らせをいたします。
研究者、大学院生をはじめ、どなたでも参加できます。

報告者:木谷 名都子(名古屋市立大学大学院経済学研究科)
テーマ:1930年代の英印経済関係における日本のプレゼンス
日時:平成21年1月22日(木)18:00~19:30
場所:名古屋市立大学 山の畑キャンパス 3号館(経済学部棟)4階附属経済研究所
世話人:下野恵子

詳しくは こちらへ 

停電(1月11日)によるネットワーク停止等のお知らせ

月曜日, 12月 22nd, 2008

1月11日(日)に予定されている山の畑キャンパス内受電設備点検のための停電の影響で、

 ・上記の前後の時間帯は学内サーバ、学内LANは使用できません
  詳細は総合情報センターの案内

さらに

 ・1月9日(金)午後1時 - 13日(火)午前12時
    経済学部内LAN,情報処理教室など,経済学部内の
    情報処理機器は使用することができません

上記についてご了承ください

情報ネットワーク委員会

附属経済研究所主催 第11回木曜セミナーが12月25日に開催されます

月曜日, 12月 22nd, 2008

附属経済研究所主催 第11回木曜セミナー開催のお知らせをいたします。

研究者、大学院生をはじめ、どなたでも参加できます。
今回は、「ランチタイム・セミナー」として、昼の時間帯に開催いたします。

報告者:村瀬 英彰(名古屋市立大学大学院経済学研究科)
テーマ:つくられるイデオロギー:政治均衡としての「反対のための反対」
    ※分野は政治経済学。ゲーム論を応用した報告です。
日時:平成20 年12 月25 日(木)11:30~12:30
場所:名古屋市立大学 山の畑キャンパス 3号館(経済学部棟)4階附属経済研究所
世話人:下野恵子

詳しくはこちら