Archive for 12月, 2007

Risk Workshop 2008開催(2/9)のお知らせ

木曜日, 12月 27th, 2007

〔Risk Workshop 2008〕
     「リアルオプションと経営戦略」
が開催されます
研究者、実務関係者をはじめ、関心のある方の参加を歓迎いたします

主催:名古屋市立大学経済学研究科
日時:2008年2月9日(土)13:30-17:00
会場:名古屋市立大学(山の畑キャンパス)経済学部棟一階101教室

プログラム:
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1. 13:40-14:40
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高森 寛(千葉商科大学 客員教授、日本リアルオプション学会 副会長)
「価値創造の企業ガバナンスとイノベーション戦略‐わが国産業の経験と課題‐」
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2. 14:50-15:50
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宮内 肇(熊本大学 大学院自然科学研究科 情報電気電子工学専攻 准教授)
「効用無差別価格による電力事業の事業価値評価」
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3. 16:00-17:00
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北原 康富(インテグラート株式会社 代表取締役会長/エグゼクティブコンサルタント)
「企業実務におけるリスクとオプションの評価とその応用」
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4. 17:30-   懇親会(会費3,000円程度の予定)

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◎ 参加申し込み先: y-miya[at]econ.nagoya-cu.ac.jp
(氏名、所属、連絡先(e-mail)、懇親会への参加・不参加、をお知らせ下さい)
◎ 参加申し込み期限:2008年2月2日(金)
◎ 連絡先:宮原研究室 (y-miya[at]econ.nagoya-cu.ac.jp)
(URL: http://www.econ.nagoya-cu.ac.jp/~miyahara/)

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講演概要

1.高森 寛(千葉商科大学 客員教授、日本リアルオプション学会 副会長)
「価値創造の企業ガバナンスとイノベーション戦略‐わが国産業の経験と課題‐」

 わが国の戦後35年の驚異的な成長を支えた経営モデルの特徴は、特有の優れた企業ガバナンスにありました。しかし、80年代後半から、その日本型経営パラダイムは神通力を失い、バブル崩壊と「失われた10年」を経験しました。内外を問わず、いくつかの優良企業が、急速に、それまでの躍進の原動力と活力を喪失し、競争力を失うというわなに陥った経験をしました。
 これらを踏まえて、下記の諸点に関連して、わが国企業のイノベーションと投資戦略の立て直しを提言します。
 ・国際競争のリスクと圧力という経営の現実での投資戦略。
 ・イノベーション・ジレンマと価値創造の戦略。
 ・企業家精神の原動力としての株主(エクイティ)のインセンティブ。

2.宮内 肇(熊本大学 大学院自然科学研究科 情報電気電子工学専攻 准教授)
「効用無差別価格による電力事業の事業価値評価」

 規制緩和の潮流は電気事業へも及び、我が国でも1995年の卸(発電)部門への競争導入を皮切りに、電力自由化が進められている。これまでは地域独占の下、総括原価方式で投資が守られてきた電気事業も、今後は将来の不確実性を考慮することが欠かせない。そこで我々は、将来の不確実性を考慮できる効用無差別価格を用いた電気事業の事業価値評価について検討を行っている。
 本講演では、まず電力自由化の現況について簡単に説明した後、効用無差別価格を用いた石油及び天然ガスを燃料とする火力発電事業の事業価値評価の結果について紹介する。この基礎的な検討では、燃料価格と電力市場価格の不確実性しか考慮していないが、将来の不確実性を考慮した事業価値法として効用無差別価格が有用であることを示している。

3.北原 康富(インテグラート株式会社 代表取締役会長/エグゼクティブコンサルタント)
「企業実務におけるリスクとオプションの評価とその応用」

 新製品開発や新規事業などのプロジェクトに対して、Go-NoGoの意思決定、各案件の優先順位付け、経営資源の適切な配分を行う方法論が、企業では求められている。その中で、重要なテーマのひとつとして、プロジェクトのリスクやオプション価値の評価がある。しかし、金融オプション理論を応用した価値評価をはじめ、確率論的思考を要するリスクの定量評価も、経営判断の材料として広く実務に適用されていないのが現状である。本講演では、演者が企業へのコンサルティングや教育において行ってきた、事業戦略策定や事業計画のプロセスを通じて、企業におけるリスクとオプションの評価の実務応用へのアプローチについて考える。

平成19年度公開セミナー(第2回)

木曜日, 12月 27th, 2007

平成19年度博士学位請求に係る公開セミナー(第2回)を以下のとおり実施します。

・実施日:平成20年1月15日(火)

・会  場:会議室

氏 名

公開セミナー委員

博士学位請求論文タイトル

時  間

姚 剛

吉田和生

星野優太

木村史彦

中国における報告利益管理の分析

17:00-
 18:00

韩 莹

田中 彰

河合勝彦

井上泰夫

中国ゲーム産業分析
-中国市場に挑む日系企業のマーケティング戦略

18:00-
 19:00

矢瀬敏彦

木村史彦

吉田和生

星野優太

銀行における裁量的会計行動の研究

19:00-
 20:00

・2007.12.26  平成19年度大学院ワークショップ報告

水曜日, 12月 26th, 2007

『東アジア経済関係の新展開: グローバル化・EPA・中国経済』と題する経済学研究科ワークショップが10月6日(土)~12月15日(土)の土曜日(全5回)に開講されました。
土曜日の午後1時~5時という時間帯にも拘らず、約25名の院生諸君が熱心に受講しました。
アジア地域の政治経済分野の第一線の専門家5名を講師に迎えて、EPA・FTAの展開と課題、中国経済の台頭、韓国経済の課題、各国における高齢化問題、日本の研修生問題など、東アジアの経済に関するホットなテーマについての講義が行なわれました。中でも、複数の講師が、近い将来のアジア各国の高齢化問題(先進国化する前の高齢化社会の訪れ)を指摘していたのが印象的でした。

ワーク1   わーく2

〔講師・講義テーマ〕
①(10月6日)日本総合研究所調査部・主任研究員 大泉 啓一郎 氏
「アジア化するアジアの中身:中国の台頭とASEANとの関係」
「中国: 人口構成の変化と成長の行方」
②(10月27日)大阪大学大学院国際公共政策研究科・教授 高阪 章 氏
「太平洋地域の高齢化と経済成長」
「グローバル・インバランスと東アジア」
③(11月10日)アジア経済研究所/JETRO・東アジア研究グループ長 奥田 聡 氏
「韓国経済概観 [한국경제개관] 」
④(12月1日)国際研修協力機構・常務理事 工藤 高史 氏
「わが国の対外経済協力の現状と民間経済界の役割」
⑤(12月15日)アジア経済研究所/JETRO・地域センター長 大西 康男 氏
「中国・ASEANのFTA戦略と日本」

2008.1.4に学部ネットワークの停止が予定されています

水曜日, 12月 26th, 2007

学部ネットワークが以下の日程で停止となるので、ご了解ください。情報処理教室のパソコンも使用できなくなります。

  • 停止日時 1月4日(金)13:00
  • 復旧日時 1月7日(月)12:00

事情により、復旧が遅れる場合がありますが、その場合別途アナウンスを加えます。

なお、1月6日(日)8:00~17:00は、山の畑キャンパス内全てが停電します

・2007.12.21   有松町400周年記念カウントダウンイベント

金曜日, 12月 21st, 2007

来年、開村400周年を迎える名古屋市緑区有松町が、記念事業第1弾として大晦日にカウントダウンイベントを開催します

このイベントに、経済学部と芸術工学部の学生有志がスタッフとして参加します

今年の大晦日は有松で一夜限りの祭りをお楽しみください有松
開催日時:
H19/12/31 PM6:00~H20/1/1 AM2:00
開催場所:名鉄有松駅付近一帯
開催イベント:
・あかりしぼり
・300min cafe 他
(詳しくはチラシ(PDF)をご覧ください)

「第12回公開シンポジウム」報告

水曜日, 12月 12th, 2007

経済学研究科・附属経済研究所主催の第12回公開シンポジウム

 どうなる?どうする!名古屋の税制
   ―地方分権時代の大都市税制を考える―

は11月16日(金)に名古屋市立大学病院病棟中央診療棟3階ホールにおいて、約220名の参加者を得て開催されました。

まず本学経済学研究科の森徹教授による基調報告において、地方分権時代の地方税体系のあるべき姿が提示され、国から地方へ税源移譲を進めた場合のシミュレーション結果が報告されました。つづいて前田高志教授による報告では、国と地方の間での税制度を通じた所得再分配の効果、および高齢化が名古屋市にもたらす影響についての報告が行われました。

その後、福田功氏(中部大学教授・中日新聞社客員論説委員)の司会のもと、水野隆昭氏(名古屋市財政局主税部長)、安木正一氏(中部経済連合会常務理事待遇常任参与)が加わり、地方分権時代にふさわしい大都市名古屋の税制のあり方について、パネルディスカッションが行われました。議論は法人事業税の取り扱い、消費税の取り扱い、道州制の導入を念頭に置いた税源移譲の問題を中心に行われました。パネリストの方々のそれぞれの異なる立場(学・官・産)を反映して行われるコメントは大変興味深く、活発な議論が展開され、有意義な2時間半のシンポジウムとなりました。 

文責 実行委員長 森田
科長 研究科長挨拶
森先生 森先生の講演.たくさんの人に来ていただきました
前田先生 前田先生の講演
討論 パネルディスカッション中
所長附属経済研究所長挨拶

デザインコンペ表彰式がありました

木曜日, 12月 6th, 2007

12月6日の昼休みに学部長室において,学部・研究科Webページの「デザイン」コンペ入賞者に対する表彰式が行われた.
当日2組3名が出席し,研究科長から賞状ならびに金一封が手渡された.
研究科長からは,
「短い準備期間にもかかわらず応募してくださったことに感謝します.このような企画を定期的に行いたいので,次回もご参加・ご協力をお願いします.」
とのお話があった.
なお,現在最優秀賞提案者グループにより,サイトのリニューアル作業がなされていて,近々のリニューアルオープンが予定されている.

最優秀 071206_21.JPG ALL

・2007.12.6  2007年フランス留学フェアが開催されました

木曜日, 12月 6th, 2007

11月29日に、フランス大使館と名古屋市立大学の共催で、経済・経営系の大学院・ビジネススクールを中心とするフランス留学フェアが、経済学部棟101教室で開催され、学生をはじめ約70名の参加者がありました

 フランス1 フランス2 フランス3

フランス大使館からの説明に続き、6校による個別説明、経済学研究科 井上泰夫教授によるフランス留学体験談があり、学生からの質疑も活発に行われました

4 フランス5 フランス6

参加大学
ESC Grenoble  Audencia ESSEC EM LYON  HEC  Universite Paris Dauphine
 
 フェア担当の井上泰夫教授からの報告はこちら(PDF) をご覧ください 

・2007.12.3  携帯サイト(学部入試向け)がオープンしました

月曜日, 12月 3rd, 2007

学部入試向けの携帯サイトがオープンしました

qr
    
   

http://daigakujc.jp/c.php?u=00239&l=03&c=00005

経済学部の概要等が掲載されていますので、ご覧ください