名古屋市生涯学習推進センターとの連携講座が、2009年1月から3月まで、名古屋市女性会館において行われ、58名の市民の方々が受講しました。
経済学部の8名の教員が、昨年の金融危機以降、大不況の中にある日本経済を取り上げて、金融、財政、賃金・雇用、社会保障、産業、貿易、企業経営など多様な側面から現状を分析し、今後の行方をめぐって、毎週火曜日の18時半から90分間、質疑応答を含めて講義を行いました。
受講者には、学内で行う公開講座とはやや異なって40代や50代の方も多く、多様な年齢層に講義を受けていただくことができたと思います。受講者アンケ-トの結果を見ますと、講義の内容は分かり易く、進め方や回数、テキスト、講座全体についても大変好評でした。
生涯学習推進センターとの連携講座は、初めての試みでしたが、今回の経験をもとに、今後も市民向けの連携講座を企画していきたいと考えております。
【講座内容】
第1回(01/21) 「最低賃金と日本経済」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 松村文人
第2回(01/28) 「企業と女性」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山本陽子
第3回(02/04) 「企業年金制度の多様化と従業員のリスク」 ・・・・・・ 吉田和生
第4回(02/18) 「東アジアの産業競争力」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 田中彰
第5回(02/25) 「人をやる気にさせるもの」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 河合篤男
第6回(03/04) 「金融革命、その本当の意味」 ・・・・・・・・・・・・・・・ 村瀬英彰
第7回(03/11) 「少子高齢化が財政活動に及ぼす影響について」 ・ 森田雄一
第8回(03/18) 「自由貿易協定と環境協力」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 板倉健
(社会連携委員会)
(第2回目の講座から)